急に時間が取れたので朝霧から下部へと続く湯の奥林道を走ってみた。
久しぶりの林道は静かでいい道だった。
峠のトンネルを抜けると其処には鳳凰三山の見渡せる絶景が広がっておった。
山行きをやめて10年余りが経った、青い空とアルプスの山々は懐かしい景色だ・・。
道端には木いちごもあり、沢の流れではヤマメの泳ぐ夏の山間・・。
ふっと開けた所に人の里あり郵便配達のバイクの音、足を止めて民家の並ぶ坂道の里
カメラを手に歩いてみた。かやぶきの大きな屋根が集落の中ほどに見える、旧家は「門西家」と言う歴史ある建物で保存されているのだと言う。
山ゆりとかやぶきの屋根そのコントラストはまさしく夏である。